ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落296 [2015-04-08]


296 The human form, in a natural state of impersonal relaxation, is receptive to all vibrations. Of course, it must be freed from habit action, the sense-man must be controlled, and the ego, or intense concentration upon its basic vibrations, must be relaxed. Telepathy comes as an impression through the feeling channel; and when we control our reasoning mind (or the ego), we can receive impressions from all phases of manifestation: for we are a unit with them
296 個人としての感情を持たないリラクゼーション状態にある人体は、全ての振動に対して受容的です。もちろん、それは習慣的行動からは解放されなければなりませんし、感覚人は統制され、また、エゴあるいはその基本振動への強烈なる集中は緩められなければなりません。テレパシーはフィーリングの経路を通じて一つの印象としてやって来ます。そして私達が詮索する心(即ちエゴ)を統制すれば、私達はあらゆる創造の側面からの印象を受信することが出来ます。



【解説】
私達自身の自然な状態が心の中への想念・印象の流れをスムーズにするという訳です。やって来る何ものに対しても詮索することなく、そのまま受け入れる姿勢が大切だということでしょう。
とかく私達は自分自身の事柄のみ関心を持ち、エゴは自身に全てのものを注目させようとします。しかし、既に私達は十分学んで来たように、これらの集中状態から私達の全細胞、60兆個もの同士を解放し、それらを自由にしさえすれば、自ずとあらゆる想念波動に共鳴し、必要な知識を授けてくれることになります。
リラックスさせること、ストレスを感じさせないことが最も重要であり、私達は私達自身を本来の快適な生き方を進める為にも、実生活に応用し、身に付けて行かなければなりません。
人間は本来、あらゆる創造物と交流し、そのものを理解するだけの能力を付与されている筈です。また万物もそれらの理解者を待ち望んでいます。一人でも多くの者が、その心境を得る時、地上もそれに呼応して大きな進化を遂げるに違いありません。


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