ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落284 [2015-03-20]


284 The same holds true of the cell entities of the human body. Our minds are constantly "bumping" into the worries and anxieties around us in the crowded fish bowl of our own creation; and each contact-shock dissipates a certain amount of energy. So we can safely say that tension is the chief cause of non-activity of the cells, and non-receptivity of telepathic impressions. But due to a misunderstanding of the true meaning of relaxation, there exists another condition that is just as detrimental as tension.
284 これと同じことが人体の各細胞実体についても当てはまります。私達の心は私達自身の創造物である混み入った金魚鉢の中の私達に心配と不安を常に「ぶつけて」おり、一つ一つの接触の衝撃が何がしかのエネルギーを消耗させています。ですから私達は確かに緊張は細胞の非活発やテレパシー的印象の非感受性の主原因であると言うことが出来ます。しかし、真のリラクゼーションに対する誤解から、この緊張と同じくらい有害な状態も存在するのです。



【解説】
私達自身の心の不安定な状況が、私達自身の膨大な数の肉体細胞に容赦なくストレスを与え続けていると著者は私達に警告しています。人間の老化や疾病の多くはこうした私達自身の心がその原因を造り出しているという訳です。
確かに物事がうまく行ったりした時、心が何らかの目標を達成したと感じる時、私達は間違いなく気分が良くなり、はつらつとした心境で周囲を見ることが出来ます。しかし、その状況も多くは長続きせず、再び何らかのストレス状態に陥ってしまうのが、私達の日常です。
しかし、私達の目標は何処に置くべきでしょうか。誰でも「死」は遠くにあって欲しい訳で、好んで病気になる者は居りません。与えられた生命を少しでも自分本来のお役目に貢献できる形で生き続けられれば、それは「本望」ということであり、誰でも自身の生命活動を継続発展させる義務があるのです。
それを実証する為には、先ず私達が取り組まねばならないことは、自分自身に対するこのような心の横暴を無くすことです。その為には、実際にどのような状況が自身の心と肉体との関係において起こっているかを、よくよく調べることが大切です。肉体を構成する各細胞、各分子には極めて良質な体験をさせる必要があり、これは他者に対しても言えることです。周囲の者を含めてストレスの無い環境作りが大切だということです。


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