ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落260 [2015-02-12]


260 We are an intensely selfish lot. If you were to make an impersonal analysis of your mental reactions, you would find that ninety-nine and ninety-nine-one-hundredths percent of your thoughts pertain to yourself, your home, your business, your mate, children and possessions. To break this down, eighty-five percent of your thoughts are dedicated to the idea of self-preservation; the other fourteen-and-ninety-nine hundredths percent, to self-pleasure. That leaves a mere one-one-hundredth percent to be devoted to a searching for universal knowledge.
260 私達は強烈なる利己的な奴です。もし貴方が自分の心の諸反応を客観的に分析するなら、貴方は貴方の想念の内、99.99%が自分自身や自分の家族、自分の仕事、自分の仲間や子供達、持ち物に関連していることが分かるでしょう。更に分解すれば貴方の想念の85%が自己保存の想いに、他の14.99%が自己快楽に捧げられています。つまりはわずか0.01%が宇宙的知識の探究に捧げられているに過ぎないのです。



【解説】
日々の私達が考えていることは、自分自身や身内のことばかりで、宇宙的なアイデアや真理についてはほとんど求めていないと、著者は私達に説いています。元来、求めていない訳ですから、それらがやって来ることもないと言える訳です。当然、自分が求めている方法に人生は展開して行く訳で、今日の状況は私達自身が造り上げたものと言うべきでしょう。
解決策は、果たして自分自身がどのような心境で毎日を暮らしているか、これまでの生活態度はどうだったかを端的に反省することが出発点かと思われます。その上で自分にとって真に必要なもの、これまで忘れかけていた宇宙的感性や過去に地球に来訪された先師が説かれた内容について自ら探究しようとする姿勢に立ち戻る必要があるでしょう。
結局はこれまで通りの心境で生きて行くことの末路は望ましいものではないと見切りをつけて、新しいより新鮮な想念の受容者、発信者になり、少しでも宇宙的な生命波動に共鳴できる存在、自らを通じて表現出来る存在になることが必要です。


第3部 1章 段落259 [2015-02-11] <<  |  >> 第3部 1章 段落261 [2015-02-13]