ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落256 [2015-02-06]


256 Professor Einstein spoke of substance, or any mass, as a knot in time-space - a very logical definition. For any material form is simply a section of space tied, or bound, together. This concentration, or binding together of particles, creates a sense of individuality (which is almost totally interested in itself).
256 アインシュタイン教授は物質、あるいは質量を時空における一つの結び目のように表現しており、それは大変、論理的な定義です。何故なら、どのような物質についても形は縛り付けられ、あるいはくくられた一部の空間のまとまりでしかないからです。この集中、即ち、諸々の粒子群を一緒に束ねていることが、個体性(全ての関心をほとんど自身に向けていること)を造り出しています。



【解説】
本項は他惑星人が物質をどのように観ているかを端的に表現しているように思います。たびたび私達は「原因」と「結果」の関係、更には日頃私達が結果、即ち物質の世界に囚われていると教えられて来ました。その物質の本質を本項はアインシュタインの言葉を借りて、空間の中の「結び目」と表現している訳です。
自らの存在領域を囲った空間を維持していることが物体の本来の姿ですが、そのように各原子を集積する中で、「自己保持」の要素が生まれ、自分を守る気持が芽生えるということでしょう。
しかし、その形に囚われては観る世界は限定されてしまいます。より自由で広範な世界は各原子が自由に舞い活動する宇宙空間にこそ有るというものでしょう。そこに私達のルーツがあると言っても良いかもしれません。
目の前の形は一時的に何らかの作用で各原子が集積したものに過ぎず、その本質は各々自由に宇宙空間を周回している原子その他の自由な者達であるということに気付く必要があるように思います。


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