ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落247 [2015-01-26]


247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.
247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。



【解説】
本項では印象が瞬間的な衝動としてやって来る為、私達は余程それに注視していないと、見逃したり見失ったりすると警告しています。
本項で記されているように、私達はよく次々に来る外乱によって本来のテーマを見失うことはよく経験するところです。そこに印象という言葉に表せない瞬時の情報を取り扱う上での最大の課題がある訳で、努めて自らの心を完全に印象に対して信頼を寄せ、自分の意見を一切、口挟まないことが肝要です。
これら微妙なる心の状態こそが印象を感受する条件になっているように思いますし、皆様それぞれに体験上の工夫もあるものと思います。心が全くの鈍感でもまた、何か強い想念で満ちていても印象を受けることは出来ません。どのような印象・インスピレーションがやって来ようとも、それらを受容する用意が心の側で出来上がっていなければなりませんし、余計なもので中断されてはならないということです。


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