ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落246 [2015-01-22]


246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for in reality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.
246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。



【解説】
対象物と一体になるということが、どのようなことであるか、本項は的確に説明しています。今まで私達はこのような自分の意識の真の能力について学ぶ機会はありませんでした。ともすると「心霊」その他、「スピリッツ」等々の誤った概念が先行してしまいがちな分野ですが、本項に記されているように自ら体験して、自分の意識は肉体を超えて遠隔地まで自由に拡大すること、そこには距離は関係ないことが分かります。
以前にも述べたところかと思いますが、例えば暗黒の深海に生きる生物は眼を頼りとせず、周囲に近づく対象物を認識することでしょう。眼が機能しない中でもこの察知する能力がある為に、不自由なく暮らしている訳です。これは私達肉体の各器官も同様であり、各々の組織が作用して行くのに眼からの情報は必要ありません。独り私達だけ、私達の心だけが肉眼を頼りにしているという訳です。
そしてこのフィーリングによる感知領域の拡大には、私達が他者を思いやり、相手の状況を理解することとも繋がっており、真のオープンマインドの心境とも言えるのです。


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