ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落234 [2015-01-05]


234 The third channel of Cosmic impression, is the cell to cell communication. Remember, that every atom in the universe speaks the cosmic language, and is capable of communicating with every other atom. We have shown that the Mother principle in creation forms matter by gathering together atoms vibrating at different rates to bring forth manifestation. This Mother principle is equal to the Divine, or Father principle of creation; therefore, you will find in it no judgment or discrimination; for this would be discriminating against itself. Nature respects man equally; so does Cosmic, or Natural law. As the sun shines alike on the just and the unjust, judging no form-life, so does Cosmic Matter lend itself impartially to all manifestation. When we can look upon all form-life and see it in its true light, Nature unlocks her secrets, and gladly shares them with us.
234 宇宙的印象の第3の経路は細胞から細胞への意思疎通です。宇宙空間の中のあらゆる原子は宇宙的言語を話し、他の全ての原子と意思疎通が出来ることを覚えておいて下さい。私達は既に創造における母性原理は、創造物を生み出す為に異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成していることを示して来ました。この母性原理は聖なるもの、即ち、創造における父性原理に等しいのです。ですから貴方はその中に如何なる裁きも差別も見つけることはありません。何故なら、これは自分自身に対する差別になってしまうからです。自然は人を平等に尊敬します。ですから、宇宙や自然法則も同様です。太陽が正しい者にも不正な者にも等しく輝くように、宇宙の物質も全ての創造に分け隔てなく自身を委ねています。私達が全ての形ある生命を見て、その真実の光を見ることが出来る時、自然は諸々の秘密を明かして、それらを私達にゆっくり分ち与えるのです。



【解説】
木々の間の空き地に転がったドングリがやがて芽を出し、地中に根を張って若い杉苗としてすくすく成長し、やがては周囲をしのぐ大木に成長する様は、誰でも想像出来ます。自然は止むことなく必要な原子を集め、創造物を創造する活動を続けます。それは本項で言う宇宙を貫く永遠の法則、母性原理による活動だからです。そして私達人間はそれらの活動の恩恵に浴しているのです。
木々の生長は遂にはかつて無い程の大木となり、やがては寺社の建築、仏像の材料、その他人間の日常生活に役立つ物に加工されるでしょう。そうした製品や家屋の中に私達は暮らしている訳です。
更に考えれば、こうした身の回りのものにはかつての創造の息吹が残っており、これら分子原子達とのコミュニケーションも宇宙的なものであることでしょう。もちろん、森の中の静寂な雰囲気の中に宇宙的な活発な活動状態を感じることも本項に沿った訓練になります。本項で言う細胞から細胞へのコミュニケーションもそうした宇宙的活動に従事した或いは現在従事している分子・原子との交流ということになります。


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