ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落231 [2014-12-24]


231 While not of Cosmic value, when you receive a thought from a relative or a friend who is now living, you can accept it. This communication is natural, and will often carry an important message from a loved one. But guard against thoughts of discrimination or dissension--even from those we know best. For a discordant thought is just as harmful when received from someone dear to us, as it is from a total stranger.
231 宇宙的価値を有しないものの、現に生きている親類や友人から想念を受けた場合には、貴方はそれを受け入れても良いでしょう。この意思伝達は自然であり、しばしば愛する者の大事なメッセージを運ぶことでしょう。しかし、差別や口論の想念からは、私達が最も良く知っている者達からのものであっても、守ることです。何故なら、不調和な想念は私達と親密な者からのものであっても、全くの未知なる者からのと同様、有害であるからです。


【解説】
ここではよくある事例として、近親者間では想念・印象は伝達され易いことを示しています。夫婦や兄弟、親しい友人の間では何気なく一緒の行動をしたり、相手の気持ちを良く理解できるものですが、それらも本項と同様のことかと思われます。
しかし、これらの想念・印象も発信した者の段階が低く、差別や裁きを含んでいる場合に対しては、注意が必要だと述べています。つまりは親しい間柄になった場合に、良くも悪くも両者が影響し合うということでしょう。
もちろん、想念・印象の感受性が高まること自体は良いことであり、本講座の目的でもあるのですが、注意しないと知らない間に差別や偏見等の送信者の心の影響も受けやすいという訳です。


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