ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落230 [2014-12-22]


230 The first channel of Cosmic impression comes from Cosmic Cause, or true Life Force, to the pure cause, or life force within us. We have shown that this Force in Intelligence permeates all manifestation, carrying no judgments or divisions. This is the Law of Relativity wherein, through interrelationship, pure knowledge is accessible to those who seek in humility. For the Cosmos can become an open book when we overcome our personality.
230 宇宙的印象の第一の経路は、宇宙の因、即ち真の生命力から、私達内部の純粋なる因、即ち生命力に向けてやって来ます。私達はこれまで英知におけるこの力が全ての創造物に染みわたり、如何なる裁きも分裂ももたらさないことを示して来ました。これは謙虚さを希求する者にとって相互に関係することによって、純粋な知識に触れることが出来る相関法則なのです。何故なら、大宇宙は私達が自らの個人性を克服する時、開かれた一冊の本になり得るからです。



【解説】
ここで注目したいのは、著者が宇宙の英知に由来する生命力というものは、あらゆる創造物に「染み渡っている」と表現していることです。丁度、私達の身体がスポンジや凍豆腐のように空間の多い構造から成っているとした時、その空隙を宇宙的生命が隅々まで染み渡っているという訳です。
私達が目で見る物体の外見はここで言うスポンジ状のものですが、中には脈々と宇宙的生命力が息づいているということでしょう。
身体に染み渡る生命力は実は宇宙くまなくあらゆる創造物と融合しており、それらの間に障壁は無いものと考えられます。また、このように考えると、ある者が想起したアイデアは、これら宇宙生命力という媒体を伝わって宇宙くまなく伝わることも理解できます。
これらの理解は、身体の現象を注意深く見る中で促進されるものと思いますし、何十億、何百億もの太陽系を包含する宇宙に自らが直接つながっている安心感も育むものと思われます。


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