ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落229 [2014-12-19]


229 For the most part, impressions coming from all three channels of effect are steeped in discriminations and judgments; but occasionally a message may come which contains certain gems of Cosmic Truth. The average person will recognize these gems and because of their presence, will then accept the entire message, divisions, personal promises, etc., as being of Cosmic origin. Whereas, the very presence of discriminations proves it to be from a confused source.
229 大抵の場合、これら結果の3つの経路から来る印象類は差別や裁きに染まっています。しかし時には、宇宙的真理について或る種の珠玉を含んだメッセージもやって来るかも知れません。平均的な人はこれらの珠玉に気付き、その存在の為に次にはその全体のメッセージや分裂、個人的な約束等々を宇宙の源泉から来るものとして受け入れてしまいます。しかしながら、差別の存在そのものが、それが混乱した源からのものであることを証明しているのです。



【解説】
仮に一部が宇宙的要素を含んでいたとしても、その全貌として他者を差別し、裁きを与えるものは、到底宇宙的なものとは言えません。本項で言う課題について未だ経験はありませんが、本講座の学習者はいずれ遠からず体験するものかも知れません。
よくある話は、最初の出発点は良かったのですが、次第に進む方向が悪くなり、最後は完全に誤った結末に至るケースです。ヒトラーをはじめ、このような例は実際、数多いのかも知れません。もちろん感受した本人が勝手な解釈を加えて歪めてしまうケースも多いことでしょう。しかし、その歴史的な事実も多くは地球から宇宙に再発信された筈です。地球にとっても大きな悲劇なのですが、宇宙にとっても迷惑な話です。
私達は自分の身体内部の原子の記憶から来るものや、宇宙空間から来るものも合わせて、様々な源泉からの想念・印象に日常、出会う可能性があり、それら想念・印象を瞬時に見極める能力が求められます。それはファインダーの視野に入って来たものに瞬時にピントを合わせ、その正体を見破る最新式のカメラに似ているのかも知れません。


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