ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落223 [2014-12-11]


223 But to accomplish this he must first learn to control his emotions, his sense reactions, his selfish desires; and to understand that he is one with all creation. He must comprehend that the atoms vibrating in his present body have been used and reused throughout creation; therefore, they have participated in every phase, from the lowest conceivable form, to immense planetary bodies that ages ago were absorbed back into space. There are no divisions except those man has imposed upon himself.
223 しかしこれを達成する為には、彼は自らの感情や自らの感覚の反応、利己的な願望をコントロールすることを学ばねばなりません。そして自分が全ての創造と一体であることを理解する為にでもあります。人は自分の現在の肉体の中で振動している原子群は創造を通じて利用され、また再利用されて来たことを理解しなければなりません。ですから彼ら原子群は考えられる最も低次な形状物から大昔に宇宙空間に吸収された惑星体に至るまであらゆる段階に参画して来たのです。人が自分自身にこれらを押し付けない限り区分というものは無いのです。



【解説】
私達の心は一体毎日何を考えているのか、全く宇宙的な素養のないものばかりを追い続け、遂には力尽きてその生涯を終わってしまうことも多いものと思われます。
既に私達は誰でも万物は原始からなり、その原始は時代を通じて変化はなく、次々に物質を通じて移動し、転生していることを知識として知っています。
これに対し、本項では著者はテレパシー能力を修めて行くに従い、物質を構成する原子の振動にも気づくようになると示唆しています。言い換えれば本来のテレパシー能力とは自身の肉体を作り上げている各原子の活動に気付き、その持つ記憶を学べる能力を指すということです。
これら原子は私達のこの生涯では身体を構成していますが、次の機会には別のもの、更には惑星を形作るもの等々、宇宙各地に広がる程の活躍の場があるのです。従ってこのように考えれば、長年月の間には、宇宙は混和融合され、文字通り皆同胞の素材から出来上がっていることが分かります。全てのものが皆、原子レベルから言っても文字通りの兄弟姉妹であるのです。


第2部 4章 段落222 [2014-12-10] <<  |  >> 第2部 4章 段落224 [2014-12-12]