ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落224 [2014-12-12]


224 We have shown earlier the influence uncontrolled emotions play in our lives; how bad temper can separate us from our friends and cause people to avoid us; how anxiety can bring unhappiness to us and to all around us. Therefore, is it not clear that our first task should be the conquering of these destructive emotions? No one can do this for us. Only we can change our thinking habits. However, now that we have a clearer understanding of the workings of our bodies and minds, this should be an easier goal to reach.
224 私達は先に、制御されない諸感情が私達の生活に及ぼす影響、即ち、如何にして不機嫌が友達から私達を引き離し、人々が私達を避けるようにさせ得るか、如何にして不安感が私達や私達の周囲の者全てに不幸をもたらし得るのかを示して来ました。従って私達の最初の任務はこれら破壊的な感情を克服することにあるべきだということは明らかではないでしょうか。誰もこれを私達に代わって行うことは出来ません。私達だけが私達の思考習慣を変えられるのです。しかしながら、私達は私達の肉体や心の働きについてより明確な理解を得ている今、これは到達するに易しいゴールである筈です。



【解説】
私達の最大の問題点は自身の感情にあることを本項では改めて説いています。長年の友人付き合いも何らかの契機で感情の行き違いが不仲をもたらす等、せっかくの出会いを損なう結果も多いものです。それも心自身の問題に帰着しています。そういう意味でも私達は自らの心の動きや特徴を良く監視して置く必要があります。
こうした自分の心の問題は各自で解決して行く他方法はありません。優れた教材、素晴らしい助言は大変貴重ですが、それを取り入れ実践して成果を得るか否かは、本人次第という訳です。他人は助言は出来ても本人に代わって何かをしてあげる訳には行かないのです。
自分の思考習慣を見直して、より良いものに積極的に転換して行くこと、その結果、自身に現れた成果と影響をよく覚えておき、成果があった心境を努めて再現し、新しい自分の作り上げて行く為の土台とすることです。


第2部 4章 段落223 [2014-12-11] <<  |  >> 第2部 4章 段落225 [2014-12-15]