ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落217 [2014-12-03]


217 To make this illustration more understandable, should you, while daydreaming, have the good fortune to receive one of the great thought-frequencies Plato set in motion while he lived on earth, you would not be receiving a "message" from Plato in the "spirit world.'" You would merely be picking up that thought vibration which was imprinted in space during his lifetime.
217 この説明をより分かりやすくする為に、貴方が空想している間に、幸運にもプラトンが生きていた時、思いを起こした偉大な想念振動の一つを得たとしても、貴方は「霊の世界」のプラトンからの「メッセージ」を受けたことにはならないということです。貴方は単に彼が生きていた間に空間に刻み込まれた想念振動を拾い上げているに過ぎないのです。



【解説】
私自身、未だこのような体験を持ちませんが、具体的な歴史上の人物からのメッセージ等という話は不確かで危ういものが多くあるようです。とりわけ催眠状態で得られるものについては、自分の心の潜在的願望が表現されているものが多いように思われます。
本項をはじめ、目下様々な箇所で宇宙空間に漂流する微粒子等に帯びた昔の想念・印象を感知してしまうことについての著者の忠告が続いています。これはテレパシー能力を開発して行く中で私達が直面することになる新たな課題について著者が事前に私達に真相を説いているものと思われます。
確かに宇宙には高貴な先人達に由来する遺産も多く残されており、私達はそれらを活用し、理解することによって自らの進化に生かすことが出来ますが、多様な宇宙空間の中にはその他私達に役に立たない想念・印象も多く残されていることも確かということです。


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