ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落210 [2014-11-24]


210 The thought frequencies pervading these dusts and gases are not altered by their trip through space. So when we intercept one of these vibrations that has come from another world and is now moving in our atmosphere, it does not mean we are in contact with a dweller on that planet. It can mean we have merely picked up a discarded thought from there, which contains no more value than any of the billions discarded by our own Earthlings.
210 これらのチリやガスに浸透している想念振動は、それらが宇宙空間を旅する間、変化することはありません。その為、私達がこれら振動の一つを掴み取ったとしても、それは私達がその惑星の住人とコンタクトしていることを意味するものではありません。それは私達が単にそこから捨てられた一つの想念を拾い上げたことを意味するだけで、私達地上の者が捨てた何十億もの内、いずれかを含む程度の価値しかないのです。


【解説】
毎朝異なる形の雲を見せてくれる空ですが、宇宙に繋がるその空からも本項に記されている他惑星を起源とする様々な微粒子がやって来ます。宇宙は互いに物質の行き来がある交流の場でもあるということです。
私達がそれら塵の中に保持された想念に気付くこともあるでしょうが、それは遥か昔に放たれた想念のかけらに過ぎず、現在の私達には価値の無いことの方が多いと本項は説いています。
しかし、私達の志向によっては、その中に有用なものを発見でき、新しい概念の一端を知る機会ともなる訳で、それら貴重な印象に気付けるかどうかは、まさに個々人の能力、感受性であるとも言えます。
類は類を呼び、互いに近しい波動を持つものは融合する傾向にある訳で、私達の志向に沿った想念・印象が自然と集まるものと思われます。


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