ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落211 [2014-11-25]

211 It must always be borne in mind that all levels of mental development exist throughout the Cosmos. Since in recent years so much publicity has been given to the coming of visitors from other worlds, and particularly since some theologians now recognize that the mysterious visitations spoken of in the Bible undoubtedly referred to space people, many Earthlings are inclined to think that all dwellers on other planets are more advanced than ourselves. This is not true. All planets are class rooms in the Cosmic School of Life; and there exist many grades, from those far below us in development, to the very highest . . . which are beyond our present comprehension.

211 宇宙全体を通じては、あらゆる精神的発展レベルが存在することを常に頭に入れて置かねばなりません。近年、他の世界からの訪問者の来訪についてあまりに多くの宣伝広報が為されましたし、またとりわけ何人かの神学者は聖書の中で伝えられた神秘的な訪問は宇宙人を指しているものと今や認識している為、多くの地球人は他の惑星の全ての住人は私達よりはるかに進んでいると考えがちです。これは真実ではありません。全ての惑星は生命の宇宙的学校の中のクラスであり、私達よりはるか下から私達の現在の理解を超えた最高次のものまで多くの段階が存在するのです。
【解説】 映画「スターウォーズ」などを見ると、戦い好きの宇宙人や技術は高度なものを持っていてもその精神レベルは地球人以下等、様々な宇宙人が出現しています。実際はどうか分かりませんが、本項で著者が示唆する内容にも呼応しているのかも知れません。 私達は夜空を見つめては外宇宙から来る宇宙船を待ち望む者であり、多くの者が宇宙人の生活振りに憧れを抱くことも確かです。また過去には、仏陀やキリストをはじめとする人類全体の師とも称される方々が地球に来訪され貴重な教えを残して行ったことも確かです。現にこの生命の科学シリーズも源はそれらと同じであり、それ故にこそ現在地球に語り継がれている宗教や哲理の大半は大変似ている内容を私達に指し示しているのです。 こう考えれば、宇宙は高貴な者の住む惑星もある訳ですが、一方ではこの地球以下の惑星も多数存在する訳で、私達は長い階段の中の1ステップの惑星に過ぎません。このことを良く自覚してUFO・宇宙人問題に対応しないと地球を植民地にしようと企む宇宙人から悪影響を受けることにもなりかねません。 自ら考え、自覚して常に正しい道を選択すること、その選択に役立つ知識・見識の普及が重要です。

第2部 4章 段落210 [2014-11-24] <<  |  >> 第2部 4章 段落212 [2014-11-26]