ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落192 [2014-10-24]


192 So it is apparent that we, alone, suffer in these circumstances. And if prolonged, nature will exact a terrible price, because we not only keep the atmosphere immediately surrounding us polluted with our discordant thought vibrations, which will eventually alienate us from our friends, but all the while we are inexorably poisoning our physical bodies.
192 ですから、このような状況の下では私達だけが被害を蒙ることは明らかです。そして長引けば自然は恐るべき代償を迫ることになります。何故なら、私達は私達を直接取り巻く大気を私達の不調和な想念振動に保ち、それにより私達を友人達から遠ざけるほか、その間ずっと私達は自分の肉体に容赦なく毒を盛っているからです。



【解説】
人の雰囲気は誰でも感じ取ることが出来ます。鈍感な者は周囲に関心がない為、気付きは遅いかも知れませんが、とりわけペット達は実に鋭敏に主人の気持ちを察知するのではないでしょうか。そもそもペットに癒されるという背景にはこうした動物達のいじらしいまでの主人想いがあるように思われます。
独り人間だけが周囲に敵対的なバリアーを敷き、あるいは妙に悲観的な視点に固執する訳ですが、その原因が私達の心にあること、またそうした状況が周囲の者も本人自身の肉体にも有害な作用を及ぼすことを著者は私達に警告しています。
ひとえに屋外の自由な生活を楽しんでいる野鳥のように伸び伸び時々刻々の生命の発動を楽しむと同時に、より良い想念を発し周囲の者にその影響を及ぼすことが求められています。私達一人一人の発する想念がこの惑星の未来を担うと言うことも出来ます。


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