188 We are given a good illustration of the tangibility of these emanations when we walk into a room where two people are quarreling. Upon our entrance the quarrel will stop abruptly, and both parties will turn to greet us with a false heartiness. Though they are trying to pretend that everything is normal between them, their eyes will still be bright with anger and their features tense, making their smiles appear fixed. And as we cross the room, the atmosphere around us will be vibrant with the strong thoughts of wrath. All present will be acutely embarrassed until the participants are able to bring their emotions under control. Unless the animosity between these two people is deep-rooted, the atmosphere will clear and a feeling of friendliness will return. However, regardless of how carefully they try to cover their true feelings with polite conversation, if the enmity between them continues under the surface, we can become aware of it through the feeling channel.
188 私達にはこれら発散物についての明白さについて、二つの人々の集団が言い争っている部屋の中に入って行った際の良い実例があります。この場合、私達が入るや、その口論は突如止まり、両集団は偽りの愛想で私達を歓迎するでしょう。彼らは彼らの間に何も変わったことはないように装いますが、彼らの目は怒りに燃えており、表情は厳しく、その微笑みはこわばっています。そして私達が部屋を横切って見ると、私達の周囲の空気は強烈な激怒で震えるでしょう。同席の者全員が、彼らの感情が制御できるようになるまでは、ひどく困惑させられることになります。二つの人々の間の敵意が根深いものでなければ、その空気は澄んで、有効のフィーリングも戻って来ることでしょう。しかしながら、彼らが丁寧な会話で自分達のフィーリングを如何に注意深く隠そうとしても、彼らの間の敵意が表面下で続くなら、私達はそれをフィーリングの経路を通じて感知することが出来ます。
【解説】
私達が何気なく感じる家の雰囲気は、長年その家で暮らす者の発する想念が残留したものを私達が感じ取っていることに他なりません。
優れた上質の想念は周囲に穏やかで宇宙的な印象を与えるでしょうが、怒りや憤りから発せられたものは、その場の雰囲気を長期間影響を与えることになるものと思われます。私達には鈍感な心とは別に細胞レベルで印象を感知する能力が残っており、それがその場の雰囲気を感じ取ってしまう訳で、目で見る表面上の状況とは別のルートでその印象を感知出来る訳です。
しかし一方では、それら低次元の想念波動に過度に同調するのも考えものです。もちろん鈍感に過ごすことは誤りなのですが、一つ一つ低次な想念を拾っていては長い困難な歴史を持つ地球で暮らすことに支障も出るものと思われます。
大切なことはこれらの事実や仕組みを踏まえた上で、より優れた生き方を目指して日々努力することです。
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