ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落187 [2014-10-17]


187 We have ready proof that whatever thought a man holds in his mind affects every cell in his body, for his outward expression gives ample evidence of this. Anger quickens the respiration, raises the blood pressure - even to the point of apoplexy - causes the muscles of the body to tremble, and distorts the features. So it is obvious that it is not the brain alone which is affected; for every cell in the body reacts to the violent emotion. What is more, emanations radiating from that body can fill a room.
187 私達には人が心の中で抱く想念は何であれ、自身の肉体のあらゆる細胞に影響を与えることについて、いつでも準備できる証拠があります。何故なら、人の外的な表情はこれに対する十二分の実証を与えているからです。怒りは呼吸を早め、血圧を卒中する所までさえも上昇させ、身体の筋肉を震わせ、顔の表情を歪めます。ですから、影響を受けるのは脳だけではないことは明らかです。何故なら、肉体のあらゆる細胞がその暴力的な感情に反応するからです。そして更にはその肉体から放射された発散物が部屋を満たすことも起り得るのです。


【解説】
私達が発する想念は私達の肉体細胞に大きな影響を与えています。本項で記されている怒りによる表情の変化や血圧の上昇はよくある例となっています。
しかし、このようなことを繰り返していては私達は自らの感情に支配されているだけの空しい動物に成り下がっていることになります。また、本来の寿命を全うすることも難しい筈です。
私達は先ず自らの発する想念をより適正なものに保ち、自らの肉体を本来の状態に保つ義務があると言うことも出来ます。何故なら私達は60兆個もの細胞達の君主であるからです。その君主が正しい想念・印象を身体くまなく行き渡らせることによって肉体細胞は本来の姿に形を変えるものと思われます。
怒りは怒りの表情を固定させ、悲しみはそれを顔に刻み付けます。私達本来の姿は誕生したばかりの赤子のように穏やかで命の表現が出来ることに歓びを感じる存在であった筈です。


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