ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落185 [2014-10-15]


CHAPTER V
Effect of Emotions on the Body Cells
185 The little cell chemists within us perform their duties according to an exact pattern laid down by nature. But if through fear, anxiety, or anger, the mind distorts this pattern by over-activating certain glands in the body, the whole "assembly line" is thrown into confusion. The Master Builder, anticipating all situations, has provided both animals and humans with the ability to summon super-strength, unaccustomed agility, etc., when the body is in danger, by over-stimulation of these glands. This is the law of self-preservation in operation.
第3章
肉体細胞に及ぼす感情の影響
185 私達の体内の小さな化学者達は自然によって敷かれた一つのパターンに正確に従って、自分達の任務を果たします。しかし、恐怖や不安、怒りを通じて、心は体内のある種の分泌腺を過剰に作用させることによって、このパターンを歪め、全体の”流れ作業”が混乱に陥れられます。偉大なる棟梁(訳注:創造主)はあらゆる事態を見越して、動物や人間に、その肉体が危険にさらされた時に、これら分泌腺を過剰に刺激することによって、超人的や尋常でない俊敏さを奮い立たせる能力を与えているのです。これは自衛本能が作用する法則です。



【解説】
心が勝手な肉体の支配権を有するが故に、肉体は心の暴走の影響を受けてしまいます。それまで整然と行われて来た体内維持作用に対し急激に様々な促進反応を強いられるという訳です。
これは高速道路を整然と走行する自動車のようなもので、私達の身体は様々な部位が連携して円滑に動いています。ところがドライバーがイライラして急にハンドルを切って追い越そうとしたりして、急にアクセルやブレーキを操作するとどうなるでしょうか。自動車の各部品はそれに対応して悲鳴を挙げる程、酷使され、暴走の果ては何処かに衝突して終末を迎えます。
本項で述べられているように、これら心による操縦は万が一の時、心の指導で肉体を危機から脱する際に使用するよう、創造主から与えられたもので、乱用すべきものではありません。私達はこれまで自分の肉体を私達自身の感情によって酷使して来てしまいました。本項では改めてこの感情が如何に肉体細胞に影響を及ぼすかを学びます。


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