ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落175 [2014-09-29]


175 The natural state of the body cells is a relaxed, yet busy approach to life. When you distort their normal expression through tenseness, they broadcast this inharmony to all about you. We have many examples of this in our daily lives. Notice that when you are tense and out of sorts, and lash out at someone with a sharp retort, you will usually receive a sharp answer. This is caused by the cells of your body impressing their feeling of discontent upon the body cells of the other person. And because you are expressing a strong, destructive emotion that most people have not learned to guard against, their body cells respond in like manner. So if you want to make a happy life for yourself and those around you ... watch those emotions! Stop worrying over every little thing-and over every big thing, too. Worry has never yet solved a problem or changed a circumstance.
175 肉体細胞の自然な状態とはリラックスして、しかも生命に近付こうと専念している状態です。貴方が緊張を通じてそれらの普通の表現をゆがめてしまうと、それらはこの不調和状態を貴方の全周囲に発信します。私達はこの例を日常生活の中で多く持っています。貴方が張り詰めていて機嫌が悪い時、誰かを辛らつな応酬で非難すると、貴方には大抵はとげとげしい応えが返って来ることでしょう。これは貴方の肉体の諸細胞が不満のフィーリングを他の人の肉体細胞に印象付けている為に引き起こされます。そして貴方がほとんどの人がそれに対して守らなければならない強烈で破壊的な感情を表現している為に、それらの肉体の細胞も同様に反応しているのです。ですからもし貴方が自分自身や周囲、等々に幸せな人生を成し遂げたいと思うなら、これらの諸感情を監視しなさい! 個々の細かい物事、また個々の大きな物事についても心配することを止めなさい。心配が問題を解決し、あるいは環境を変えたことはありません。



【解説】
本項は言い争いの真相は、相手に送った攻撃的な想念に相手の肉体細胞が応戦する為だとしています。実は私達が気づかない内に、自分の肉体細胞は相手の想いを感知し、反応するという訳です。当然、非難に対しては自己を守るべく相手側の非を主張し、エスカレートすれば肉体を動員して暴力行為に及びます。私達地球人のレベルはまだこのような段階なのです。
しかし、テレパシー能力の開発を目指す私達は、これまでのこうした段階から抜け出る必要があります。自らの発する想念がどのような影響を及ぼすかを自分で確かめながら生活することです。心が抱く想念を絶えず監視し、それらを良質なものに引き上げ、大自然から来る優れた印象に心を開くことです。
自分自身の持つ潜在力に改めて気づくことが出来れば、つまらぬ事象に心の関心を集めることを止めて、周囲の者に役立つより上質な生き方を率先し、良い影響を及ぼすことが出来るようになる筈です。


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