172 While our minds cannot consciously direct each detail of the complicated workings of the body - we must depend upon nature for this - through our mental attitudes we do wield a tremendous influence over these operations. If we are serene when we eat, the digestive processes are orderly; but if the mind is agitated by thoughts of anxiety or anger, the little cell chemists of the stomach and intestines will be thrown into confusion. This will result in an unbalance in the glands producing the gastric juices, and indigestion will follow. Because the digestive processes were unbalanced, the second group of little chemists, those responsible for controlling the gas, cannot perform their duties properly; and excessive gas will form, often settling around the heart. Since the waste matter was not fully digested, the third group, those responsible for elimination, will be unable to function properly.
172 私達の心は、このことを自然に対して依存しなければならず、意識的に肉体の複雑な作用の個々の詳細を指示することは出来ない一方で、私達の心の態度を通じてこれらの作用に対しては途方も無い程の影響を行使しています。もし、私達が食事する時、穏やかであれば、消化の過程は整然と行われます。しかし、もし心が不安や怒りの想念によって掻き乱されていると、胃や腸のそれら小さな化学者達は混乱の淵に投げ込まれてしまいます。これにより、胃液を作り出す分泌腺にアンバランスをもたらし、消化不良となります。消化の過程がアンバランスになった為に、ガスの制御を担う二番目の小さな化学者達は自分達の任務を適切に実行出来ず、余分なガスが生成し、しばしば心臓の周囲に溜まります。老廃物が完全には消化されない為、排泄を担う第3のグループは機能を適切に果たせなくなります。
【解説】
体の不調は体内の混乱が原因であり、それは心がこれら微小なる働き者を自身の強大な想念によって妨害する結果、発生します。文字通り自然の流れに従えば、これらの活動は滞りなく行われ、正常な生命活動が行われる筈なのですが、独り心が頑なに状況を悲観し、或いは憤っている為に身体内部の正常な活動を妨げているのです。
ここで言っているのは、このような心の状況に陥った原因、理由のことは問いません。大切なる身体を心が自ら壊していることに気づくことが大切なのです。
結局、大事なことは何かと言えば、何を置いてもご自身の生命という訳ですから、それを損なうことは厳に慎まなければなりません。「怒りは敵である」とはこのことを示唆するものと考えます。
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