ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落171 [2014-09-23]


171 Every moment of our lives provides us with ample evidence of the intelligence of the body cells. While we go about our daily routine, these busy cells oversee the intricate functionings of our bodies. With no assistance from our conscious mind, they extract the essence of the foods we eat, parcel it out to the various parts of the body in proper proportions, and discard the waste. Admittedly, this is only what we have come to accept as a natural functioning of the body; yet when analyzed, it represents a miracle that man cannot duplicate. Does it not give us a wonderful insight into the workings of nature? And what is Nature but Cosmic Cause expressing Cosmic Intelligence?
171 私達の命の一瞬一瞬が私達にこの肉体細胞が持つ知性について有り余る程の証拠を提供しています。私達が日々の日課に出掛ける間にも、これら多忙な細胞達は私達の肉体の複雑な諸機能を見渡します。私達の意識ある心からは一つも援助を受けることなく、細胞達は私達が食べる食物のエッセンスを抽出し、それを身体の様々な部分に送り届け、老廃物を排泄します。明らかなところ、これは肉体の自然の機能として私達が認めるところです。しかし、分析すると、それは人間が真似することが出来ないような奇跡的なことであることを表わしています。それは私達に自然の諸作用に対し、素晴らしい洞察を与えているのではないでしょうか。また、自然とは宇宙的英知を表現する宇宙的因以外の何者でもないことについてです。



【解説】
私達が日々生きて居られるのは、身体内部の様々な細胞が人体維持の為に巧みに働いているからに他なりません。詳しく観察・調査すれば、それは驚くほど精妙なものである筈です。
この事実を考えるだけでも、私達は生かされた存在であり、その源は微小な細胞や原子の知性に発し、また更にはその先には宇宙の源泉から与えられる無尽蔵な恩恵があるのです。このように考えれば、毎日生きているだけでも幸せな気分になることは間違いありません。それほどに60兆もの働き者が私達各人を支えてくれているのです。
これら細胞の活躍ぶりは奇跡的とも言える高度なもので、無駄というものがありません。私達の身内にあるこれら有能な働き手から私達は積極的に知識を得るよう、絶えず身体内部の声に耳傾けることが重要です。あどけない幼児から学ぶことはこの生命の源泉から近い存在に学ぶことに等しく、イエスが説いた「みどり子」の話もここに由来したものであることが分かります。


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