ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落170 [2014-09-22]


170 For instance, living tissue taken from the body of a chicken has been kept alive for years without the aid of brain, spinal cord, or sense organs; not merely preserved but actively growing, or multiplying in cell composition. It is true that this tissue could not continue to live if it were not supplied with proper heat, moisture, and the necessary food; but if the cells of this living tissue were not conscious entities, how could they know how to assimilate the elements provided for their maintenance?
170 例えば、ひな鳥の身体から取り出した生きた細胞組織は、頭脳や脊髄あるいは感覚器官の助けがなくても、何年も生き続けられました。単に保存されたということではなく、活発に生育し、即ち、細胞分裂をし続けたのです。この細胞組織が適切な温度や水分、そして必要となる食物が提供されなかったとしたら、生き続けることは出来なかったのは確かです。しかし、この生ける細胞も組織が意識ある実体でなかったとしたら、どのようにして、それらは自分達の維持の為、提供された元素を取り込むことを知り得たのでしょうか。



【解説】
一つ一つの細胞が各々個別に生存活動を続けられる程、知性を有していることに私達は気づく必要があります。つまり自然界のあらゆる生きものは基本的に自立し、成長を遂げる知識を有していることになります。
その源は宇宙につながるものだと考えますが、私達の身体の細胞は皆、こうした能力を持った存在であり、主人である自我は単にその上に坐して差配しているに過ぎません。
この極微小は細胞は休みなく働き、ある場合にはそれ自身をささげることによって他者を生かし、また自身も他者を糧に生きているという訳です。私達はこうした活気ある生命の海の中で日々暮らしていることを自覚することが大切です。そして時としてこれら微小な実体から生きるヒントをもらえることにも感謝したいものです。


第2部 2章 段落169 [2014-09-19] <<  |  >> 第2部 2章 段落171 [2014-09-23]