ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落166 [2014-09-16]


166 The woman's mind had been deeply impressed with the idea that her heart might falter and stop at any minute, and that her teeth were ulcerated beyond medical help. Remember, these were the thoughts she was holding uppermost in her mind when she consulted me. Yet, I received a definite impression from the heart that the action of that organ was normal; and I could detect the presence of only a slight infection in the cells of the mouth. Therefore, I informed her that her heart was perfectly normal, and there was nothing wrong with her teeth except for a slight infection of the gums, which could be eliminated with proper treatment. I did not acquire this information by visible means, for I am not a doctor and I made absolutely no physical examination. The diagnosis-if you wish to call it that-was the result of thought-transference from her body cells to my mind.
166 その女性の心は自分の心臓は何時、ふらついて止まるかも知れないことや、自分の歯が医療の手当てが及ばない程、潰瘍が生じているという思いに深く印象づけられていました。これらは彼女が私に相談した際に心の中で真っ先に抱いていた想念でありました。しかしそれでも、私は彼女の心臓からは、その器官の働きは正常であるという確固たる印象を受けました。口の細胞に若干の感染があることを感知しただけでした。それ故、私は彼女に彼女の心臓は完璧に正常であり、歯茎にわずかの感染箇所がある他は、彼女の歯には何も悪い所は無く、感染箇所も適切な処置によって取り除けることを伝えました。私はこの情報を視覚的手段で得たのではありませんでした。何故なら私は医者ではなく、どのような物理的な診察を行ったのでは決してありません。それを診察と皆さんが呼ぶというのであれば、その診察は彼女の肉体の細胞から私の心への想念移動の結果であったのです。



【解説】
本事例の場合、医師の誤診の告知に心が動揺してしまった例ですが、このように私達は自分自身の身体の状況についてほとんど気付いていないのが実情です。
その背景には肉体細胞から発せられる印象の言語は現在の私達にとって大変微妙なものであり、それに気付く為には心をよほど沈静化させて置かなければなりません。それほど細胞や原子から発せられる印象情報は精妙なもののようです。
しかし早い段階で対処すれば大きな健康問題にならずに済むように思いますし、何よりご自身の事柄なので少しずつでもこうした内部の訴えに耳を傾けることは重要です。日本には「お身体ご自愛下さい」という表現がありますが、このことを良く表していると思います。


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