ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落162 [2014-09-10]


162 In man, as in the flower bed, the same atoms merely form new cells. Remember the law of affinity, the action of attracting and repelling, is the foundation of the universe. And these tiny atoms, so complete in themselves, obey unquestioningly the Cosmic Intelligence which, through the Mother principle, Matter, has brought them into being. They do not lose their individual identity, but rather, add one more experience through the new manifestation.
162 人においても花壇におけるのと同様に、同じ原子群が新しい細胞群を形成するだけです。親和の法則、即ち吸引と反発の作用が宇宙の基礎であることを忘れないで下さい。そしてこれら微細な原子達は、それら自身が完璧である為、宇宙英知に疑問を挟むことなく、従い、母性原理である物質を通じて生を受けています。それらは自らのアイデンティティを失わず、むしろ新たな創造を通してもう一つの体験を加えるのです。



【解説】
私達の身体はそもそも何から出来ているのか、またそれらは何処から来たのかを考えてみる必要があります。
地球という花壇には季節に応じて様々な草花が植えられるでしょうが、それらは各々異なるものの、皆同じ花壇の土と水、空気が元になって花を咲かせるに至ります。人間も同様に各人はいずれかの地からこの花壇に植えられ、この地を拠り所に自身の花や実をつけることになります。その間、その生きる過程で人々を楽しませ、他の多くの者に自然の美しさを再認識させることも出来ることになります。
こうして季節は移り、やがてその草花も生涯を閉じる時が来ます。しかし、その時には次の世代の種が出来ており、次の季節に同じ場所か異なる場所で引き続いての生命の営みを続ける準備が出来ています。
私達はこの間、この肉体を構成するこの花壇の土の原子対し植物としての体験を与え、その記憶を私達と分かち合う機会を与えていることになります。花壇に何も植えなければ土はそのままの状態で無為な時間を過ごすことになる筈です。
そういう意味からも、私達が生命の流れに沿って各自活発に活動すること、身体内部から湧き起る生命波動を現実世界に表現することが重要な役割となっていることが分かります。


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