ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落145 [2014-08-18]


145 Ninety-nine people out of every hundred consider thought only in relation to the human brain. They would be amazed to learn that every cell in their body, as well as every cell constituting any other form, is a thought-producing unit; for all manifestation is composed of atoms. We receive the illusion of divisions because of the different vibratory rates of the atoms; but in actual fact, the basic atoms making up the human body, and those manifesting as minerals, are the same. Thus, when we have an understanding of our true relationship to, and oneness with, all creation, we will be able to commune consciously with all phases.
145 毎100人の内、99人が想念というものを人体の脳とだけに関連して考えています。しかし、彼らは自分達の身体の一つ一つの細胞が他の形あるものを構成している個々の細胞ともども、想念を作り出す単位であることを知れば驚くことでしょう。私達は原子群の振動の違いの為に分裂の幻影を受け入れていますが、人体を構成している基本的な原子と鉱物を現出させている原子は同じものです。従って、私達が全創造物との真の関係と一体性の理解を得れば、私達は全ての段階のものと意識的に交流することが可能となることでしょう。



【解説】
想念というものは頭脳だけが発するものではなく、全身各部の個々の細胞が想念を発し、また受信が出来るという訳です。
顕微鏡下では活発に動き回る微生物の姿を見ることが出来ますが、彼らも危険を察知し、あるいは餌を捕食する等、目を持たない中では全て印象によって行動しています。光の無い深海の生き物も同様でしょう。このように各細胞は実に印象には敏感なのではないでしょうか。
自らの肉体を若々しく保つのはその者の義務である訳ですが、その面からも自らの肉体を構成するこうした細胞達に快く仕事をしてもらえるよう、全身に響き渡る私達の心が抱く想念については上質なものとしなければなりません。仁王門にあるような怒りや苦しみを門をくぐる際には捨てなければならないのです。また、鉱物も含め周囲のあらゆるものと交流が出来ること等、本項のような本質を学べばどのような状況下でも私達は喜んで生きて行けることになります。


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