ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落144 [2014-08-15]


144 Those who receive these impressions are often referred to as "sensitives," but when properly understood, this is nothing more than an automatic reaction to the world of effect In other words, the effect of the strong emotions absorbed by the cells of the buildings, affected the individual. This is one phase of telepathy where the "feeling" within us is altered to, or communicates with, so-called inanimate substance.
144 これらの印象類を受信する者はしばしば「霊能者」と評せられますが、適切に理解すれば、このことは結果の世界への自動的な反応以上のものではないのです。言い替えれば、建物の細胞によって吸収された強い感情の影響がその個人に作用をもたらしたのです。これは私達の内側の「フィーリング」がいわゆる無生物の物体によって変えられたり、それらと意思疎通を行うというテレパシーの側面の一つです。



【解説】
本項では、これら物体に記憶・残留する想念に私達の肉体細胞が同期するのはごく自然の作用であり、それを私達が感じることは当たり前の事象であるとしています。
物体がどのような振動を帯びているかは直接物体に触れなくても分かることは丁度、理科の実験で同一形状の音叉が離れていても同調して音を発することに似ています。つまりはそのような残留波動がその物体付近に発せられているということかと思われます。
よく仏像の背に光を発するような彫刻飾り(光背)が施されますが、それも仏や仏像から発せられる「ありがたい」想念波動をイメージしたものと思われます。私達自身もやがては周囲にそれら良質な想念を発し、触れる物体にそれら好ましい想念・印象を染み込ませる努力が必要となります。


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