ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落133 [2014-07-29]

133 So you can see there are no divisions. You must work until you honestly feel a oneness with all creation; for sympathetic feeling is the avenue of communication. This must be established before success in thought-transference can be expected. All Nature expresses the Creator in a free, unhampered manner, and you must strive to emulate her. A good example of what is meant can be found in the message given by the Masters in INSIDE THE SPACE SHIPS. You will notice they compared their way of life to ours, yet at no time did they pass judgment on us for our shortcomings.

133 その結果、貴方は分裂というものは一切無いことが分かります。貴方は正直に全ての創造物と一体になる感じを得るまで力を尽くさねばなりません。何故なら共感的なフィーリングが意思疎通の本道であるからです。このことは想念転移において成功が期待される前までに確立されていなければならない事項です。全ての自然は自由で妨げられることなく創造主を表現しており、貴方は自然を見習おうと努力しなければなりません。その意味での良い例が空飛ぶ円盤同乗記の中の長老によって授けられたメッセージの中に見出せます。長老達は彼らの生き方を私達のと比較しましたが、一度も私達に対して私達の欠点を非難しなかったことに貴方は気付かれることでしょう。

【解説】 自然観察が重要であることは繰り返し述べる価値があるように思います。本項にも記されているように、その観察姿勢は究極には対象と一体になれる程、気を入れたものであることが必要です。 例としてしばしば挙げさせていただくのは昆虫の細密画を長年手掛けられていた熊田千佳慕氏(1911-2009)のことです。日本のファーブル画家と言われる程、その描く絵本の昆虫は生き生きとしていて、各々個性を持つような顔付きをしています。 それは熊田氏が常に昆虫と同じ目線で草むらに身をかがめて虫達を密接に観察し、その後、アトリエで自分の目に焼き付けた虫達の姿を線画で描く作業です。迷いの無い線、消しゴムを一切使用しない細密画が画面上に生きた虫達の姿を書き写す訳です。 こうした自然観察の効用は、生命の科学を学ぶ者にも大きなものとなるのです。

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