ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落122 [2014-07-11]


122 They do not condemn us for our shortcomings, for they know we are behaving according to our understanding. Where we now are in Cosmic growth, they once were; where they now are, through the natural evolution and refinement of our thought patterns, we will be. So it behooves us to remember our Divinity at all times; and try to guide our minds carefully.
122 彼らは私達の欠陥をとがめることはありません。彼らは私達が自分達の理解に応じて振る舞っていることを知っているからです。宇宙的成長において現在、私達が居る所に彼らもかつては居たし、彼らが今居る所は自然の進化と私達の想念パターンの精化を通じてやがて私達が到達する所です。それ故に私達は常に自身の神性について覚えて置かなければならず、自身の心を注意深く導くよう努力すべきなのです。



【解説】
アダムスキー氏がデザートセンターで円盤から降り立った金星人オーソンと会見してから、既に60年以上が経過しています。この時を契機に積極的に宇宙普遍の生き方が伝承され、日本でも数多くの書籍が出版されて来ました。
しかし、本当の意味で私達はアダムスキー氏を通じて伝えられた人間の課題に未だしっかり向き合っていないのではないかと思っています。氏が亡くなり、後継となるべきグループも今日では姿を消してしまいました。一方では、世の中、オカルト的な予言、神秘的な啓示をセンセーショナルに伝える破滅予言の本が溢れているのが現状です。
このような状況の中、私達は様々な「にせ預言者」の間を掻い潜って真の宇宙的インスピレーションに辿り着かなければならない訳です。その中で多くは、本項で言う理解不足の故に自分の嗜好に合った予言に飛びつき受入れてしまうのかも知れません。
確かに昨今の状勢では、地球自体の存続も危ぶまれることは確かでしょうが、こうした混乱の中だからこそ、改めて自分の理解力を見つめなおし、自分が日々取り込んでいる想念が妥当なものであるかをチェックすることが必要なのです。


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