ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落113 [2014-06-30]

113 To demonstrate this relay, let us set up a row of dominos on a table, leaving a space between each one two-thirds the length of a domino. Now, using our finger to exert a slight pressure we energize, or propel into action, the first domino, which falls forward striking the second; thereby imparting its acquired energy to that domino. The second, as it falls, imparts its energy to the third, and so on until the last domino strikes the table; their total energy now having been transformed into sound and heat. The initial action here was produced by the forceful contact of two objects, our finger and the first domino, then conferred to the other objects by a system of relays.

113 このリレーを明らかにする為に、テーブルの上にドミノを一列に並べましょう。各々ドミノの高さの3分の2の距離を残して並べるのです。そして、私達の指を使って最初のドミノにわずかな圧力を加えるか、動かそうとします。するとそれは前に倒れて二番目に打当たります。そうすることで次のドミノに獲得したエネルギーを伝えます。二番目のものは倒れることでそのエネルギーを三番目に伝え、最後のドミノがテーブルを叩くまで続きます。それらの全体のエネルギーは今や、音と熱に形を変えられたのです。その最初の行動はここでは、私達の指と最初のドミノという二つの物体の力強い接触によって作られ、その後リレーの体系によって他の対象物に与えられたのです。
【解説】 想念が伝播する様子を著者はドミノ倒しを例えにして説いています。空間に充満する分子・原子がそのような想念エネルギーに対する感受性と伝播力を持っているという訳です。 また、想いが伝達する仕組みもこの例示に示されています。地球上に現れた高い魂の伝えた教えも、代々の人間が媒体となって承継、伝承によってその後の人々に伝わって行くことにも当てはまるものと思われます。 しかし、ここで重要な点は、並べられた多数のドミノの駒の一つでも、その役割を理解せず、勝手な行動をとったとしたら、どうなるかということです。一人一人の役割をきっちり果たすことによってはじめて後世に大切なことを伝え残すことが出来るということでしょう。

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