ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落112 [2014-06-27]

112 In like manner, because we have abundant proof of the transmission of thought from a distance, we must admit a universal medium for thought transmittance. We cannot define the characteristics or composition of mind, we only know from effect that, like ether, mind permeates all space and all substance; and that it is capable of passing through itself those thought-waves which are so much finer than the vibrations of light. Whatever mind is, it must be composed of highly charged particles; and, except for fineness of character, be much like the more concentrated substance composing material forms. For only by means of a relay, can energy be carried from place to place.

112 これと同様に、私達も遠方からの想念の伝達に関する豊富な証拠を持っておりますので、私達は想念伝達に対して宇宙に広がる媒体の存在を認めなければなりません。私達は心の諸性質や構成を定義することは出来ず、只、エーテルのように心が全ての宇宙空間と物質に浸透していることを知っているのみです。また、それが光の振動よりもはるかに微細なそれら想念波動をそれ自身を通して通過させられることもです。心が何物であれ、それは高電位に荷電した粒子群から構成されているに違いありません。そして、それが繊細な性格であることを除けば、物体を構成するより濃密化した物質に近いに違いありません。何故なら、リレーの手法によってのみ、エネルギーは場所から場所に運ばれ得るからです。
【解説】 本項では心が宇宙全域に浸透し得る荷電粒子群であると明確に解説しています。これらの事象は未だ地球の科学では論議されていない領域なのですが、著者アダムスキー氏は進化した他の惑星人から学んでいた部分なのかと思います。詳細は分かりませんが、実は私達の心は自分の肉体の内側に留まるものではなく、発達次第では宇宙奥深く浸透し得る力量を持っているということでしょう。 しかし、ここで考えるべきは私達の現状です。おそらくは未熟な私達の心はせいぜいが自身の肉体領域だけでも精一杯であり、それ故に、感受出来る想念のレベルも低く数も少ないということでもあるということです。心を本来の姿に発達させることが出来れば、より宇宙的なアイデアが増すという理由は、文字通り、自身の心の拡がりが増すからに他なりません。

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