ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落110 [2014-06-25]

110 The question will now arise; if thought is merely a ray of energy produced by chemical action, what is mind?110 そこで質問が上がるでしょう。もし、想念が化学反応によって造り出された単なるエネルギーの光線だとすれば、心は何であるかと。

【解説】 私達が対峙しなければならない最大の存在が「心」であると言えるでしょう。この心については、常に私達各自の内側にあって私達の抱く想念や肉体の行動を支配して来たことについては良く分かります。 しかし、その心の実体はと言うとその先は不明のまま、私達はこれまで過ごして来ました。既に私達は一連のアダムスキー哲学を学ぶ中で心が四感覚から構成されているという説明を受けています。即ち、この説明の延長線上として心自体は四感覚の中枢が存在する肉体の内側、脳にあると推定されます。つまりは頭脳と呼ばれる部位に心があるのかと考えております。 一方で具体的な部位として何処にあるかについては、まだまだ未知な部分でもあるでしょう。以前、新聞記事に「心はどこに」という記事(朝日新聞、2007年7月9日)があり、切り抜いて置いたことがあります。昆虫のダンゴムシの生態観察を通じて、脳を持たないダンゴムシもどうやら、パニックを起こしたりするような心があることや、個性があること、また記憶と学習をしていること等が分かって来たというものです。心の問題は、生きものに共通する研究テーマかも知れません。

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