ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落108 [2014-06-23]

108 All thought registers as a vibration, in space. When thought is given to audible expression it create a pitch, or frequency, relative to itself. This same law applies to silent thoughts, for they, too, have a definite vibratory rate which registers upon the sensitive plate of space.

108 あらゆる想念は宇宙の中では振動として記録されます。想念が耳に聞こえる表現として与えられる時には、それはそれ自身に比例した音の高低即ち周波数を造り上げます。これと同じ法則が無言なる諸想念にも適用されます。それらもまた、宇宙の感光板に登録される明確なる振動率を有しているからです。

【解説】 ここで著者は想念自体が振動であり、その振動を空間に記録させると説いています。水面における波の伝播のように一過性の振動が空間を伝播して行くというよりは、その空間に記録されると表現されているところに注目すべきです。 即ち、各自の想念は空間に記憶されると言った方が良いかも知れません。元来、想念は空間の原子・分子に直接作用し、物事をその想念の「思い通り」に実現させる潜在力を有している訳ですから、これら想念が空間に記憶されることによって、現実世界にも多大な影響を与えることが良く分かります。 一方、これら残留する想念の中には私達にとって役に立たず、良い結果を及ぼさないものも多々ある訳で、私達はその想念の選択にも注意が必要です。

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