ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落107 [2014-06-20]


107 We cannot explain Primal Creation from the effects we see about us, neither can we explain the creation of thought except as an activity brought about by the law of affinity. We do not know what causes certain attracting and repelling actions. We must simply accept the fact that such a law exists, and that it does command the combination of chemicals to create a form of energy. It is an aggressive force which radiates in all directions, causing pressure upon the surrounding force-space, thereby creating waves in that element.
107 私達は、私達の周りで目にする諸結果から、原始の創造を説明することは出来ません。想念の創造を親和の法則によってもたらされる活動という以外に言い表わすことは出来ません。私達はある種の引力と斥力が何によってもたらされるのか知りません。私達は単純に、このような法則が存在し、それがエネルギーの形を造り出す為、化学物質の組み合わせを命じているという事実を受け入れなければなりません。それはあらゆる方向に放射する積極的な力であり、周囲の力の空間に対し、圧力を生じさせ、それによってその要素に波を作り上げるのです。



【解説】
私達は各自がどのようにして今日に至ったかについて、考える必要があるでしょう。受精卵を始まりとして今日まで肉体が形成・維持されたことはある程度分かりますが、自分の魂となると何処から来たのかは不確かなままです。同様に私達が放つ想念がどのようにして生まれ、伝播されて行くかについても未知の分野となっています。
本項はそれらの事象の根源として、吸引と反発力の存在について明かしています。私達がこれらを身近に感じることが出来るのは磁石のN極とS極の間の吸引や反発力ですが、何処からそのような力が生まれるのかについては良く分かっていません。そもそも永久磁石においてそのような力が外部からのエネルギー無しで永続するということ自体、不思議です。
更に進んで想念についても周囲に作用・反作用の影響を及ぼしながら、進んで行く波とすれば、どうでしょうか。日頃、良い想念を取り入れよとする理由は、自身や周囲に想念が与える影響を考慮してのことだとすれば、良く分かります。


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