ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落100 [2014-06-11]

100 In Nature, this urge for action comes directly from the Cosmic Cause of all creation. She does not arbitrarily try to grow a pine tree from an apple seed, but follows the archetype set down by the Creator. Therefore, the universe moves in orderly manifestation of creation and recreation.

100 自然においては、行動に対するこの衝動は全創造物の宇宙的因から直接やって来ます。自然は勝手にリンゴの種から松ノ木を育てようとはせず、創造主によってセットされた原型に従うのです。ですから、宇宙は創造と再創造の秩序ある現れの中で動いているのです。
【解説】 ここに私達人間の本質的な課題と可能性があるように思います。本文にあるように、人間以外の生きもの達には身体を動かす為に「心」が介在することは無いと明確に示されているからです。自然界の生きもの達は宇宙の源泉から直接行動の指針を受けており、私達のような心を介在させていないという訳です。 その結果は、私達が見る通り、自然界では秩序ある美しさが表現され、生きもの達はその精一杯の自己表現をし、日常の活動を果たすのに労を惜しむことはありません。どうも日常の仕事を自らの才能の発現として歓んで行っており、そこには死に対する恐れは一切見ることは出来ません。 これら彼らの活発な生活ぶりは、地面を忙しく歩き回るアリ達の姿が象徴するように、ただひたすら今を生き、身の危険を顧みることはない典型となっています。何故、かくも彼らは勇敢なのか、その答えは彼らが自らの日々の行動の指令を本文で言う宇宙的因から直接受けているからに他なりません。

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