ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落099 [2014-06-10]

099 This, of course, is but one level of impressions, yet one that is very important for man to understand; for it illustrates the dependency of all life upon thought, or intelligence. It is from this level of impressions that many carnal minds form their limited, opinionated, thought-patterns or habits.

099 このことはもちろん、印象の一つのレベルでしかありませんが、人にとっては全ての生命が想念、あるいは知性に依存していることを理解するという点で大変重要な所です。多くの肉欲の心がそれらの限界に満ちた、頑迷な想念パターン類、或いは習慣を作り出すのはこのレベルの印象類からなのです。

【解説】 本項に説かれているように、これら身体の動きに関する脳の指令と肉体各部の動きの関係は基本的な想念の働きを示すものです。実際にはそれより高次元の想念・印象の働きもあるのですが、私達が長年、心による支配を受けていたのは、このレベルの想念活動であると著者は明かしています。 つまりは、肉体の各部位を心がコントロールするという構図です。従ってこれらの仕組みの中にこれまでの私達の問題が潜在していることになります。言い替えれば半ば自動的に心が外界を判断し、肉体に指示を与え、行動をとる為、十分考察、研究することなく移り行く現象に追われているのが私達なのです。 これら習慣的想念活動の他に、更に精妙、深遠な想念活動もあると本項は暗示しています。私達が現象界に捉われなければ、更に深い世界が拡がっているということでしょう。

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