ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落094 [2014-06-03]

094 This called for a great deal of patience; but I was finally able to train my senses to listen so they could receive impressions without question. Admittedly, this was most difficult to do, for the old thought-patterns insistently reappeared and gave their interpretations to my mind. But as I continue to gain control over my sense-mind, my impressions became more distinct; containing an increasing number of thoughts of a universal nature, with less involvement in personal opinions.

094 これは非常に多くの忍耐を要しましたが、私は最後は自分の諸感覚を疑義を差し挟むことなく印象を受け取れるよう耳を傾けられるように訓練することが出来ました。正直なところ、これを為すのは最も難しいことでした。何故なら古い想念のパターンがしつこく現れ、私の心に彼らの解釈を与えたからです。しかし、私が私の感覚心に対しコントロールを掛け続けた結果、私の受ける印象はより明白なものになり、個人的な意見についてはますます含まなくなる一方、宇宙的な性質の印象はますます数を増して来たのです。

【解説】 通常、私達は湧き起こる想念に対して半自動的に既存の四感覚が裁きを行った後に認識するような状況になっているのではないかと思われます。常に心の判断・評価を経た状態でようやく認識するという具合です。 しかし、これでは何時になっても四感覚の支配から抜け出ることは出来ません。私達は素直にありのままの状態で想念と接するよう努力する必要がある訳です。 著者自ら、自分のこれまでの粘り強い訓練について本項で語っています。最も強力な敵は自分自身にある訳で、辛抱強く心を統制して行く他に道はありません。 しかし、ある段階を過ぎると展望が開けてくることも事実です。想念が本来携えているビジョンを認識出来るようになれば、益々これら因からの支援指導の声を聴くことになるからです。

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