ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落093 [2014-06-02]

093 Fully realizing that my next step must be the discipling of my senses and the observation of impressions received by my mind, I decided on a definite plan to follow, a sort of mental ledger. On one side I placed all thoughts received throughout the day that were of a personal nature; and on the other side I recorded the universal thoughts upon which I had acted. At the end of each day I would tally my score to decide whether limiting, personal opinions, or universal insight had governed the day.

093 そのことを完全に理解した後、私の次なるステップは私の諸感覚の鍛練と私の心によって感受された諸印象の観察である筈で、私はある種の精神面の取引記録という追うべき明確なプランを決めました。片方には一日を通じて個人的な性質であった想念の全てを置き、もう一方には私は私が行動した宇宙的な想念を記録しました。毎日の終わりに私は限界がある個人的な意見か、宇宙的な洞察がその日を支配したかを決着する為、得点を集計することとしました。

【解説】 自分の心の状態を知る為に古くから行われている想念観察の手法が、本項で紹介されています。ポイントは誰一人見るものではなく、正直に自分を見つめる手法として自分が日常的に抱く想念の実態について知る必要があるということです。 即ち、善悪良否の区別をすることが目的でなく、あくまで自らの想念の実態について観察すること(Observation)が重要と思われます。白日の下にありのままを観る中で、悪とされるもの(即ち、未熟であり良でないもの)は自然と消え去るように思われます。従って冷静公平に観察する中で、真善美なるものしか残って行かないように思われるのです。 これら想念観察は一つの手法であり、日常生活の中で湧き起こる想念を迅速にメモすることは大変ですが、著者はそれを実行した結果、成果を上げたと私達に説いているのです。

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