ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落092 [2014-05-30]

092 But before my contact with the Brothers, as I sincerely endeavored to progress, I realized it was imperative to coordinate my senses to harmonize with, and fully understand -
Cause. For this Cosmic Intelligence is back of, and permeates, all manifestation. I am aware of the fact that I have stressed this point more than once. But this subjection of the dissenting sense perceptions is a major factor in controlling the mental processes.

092 しかし、宇宙兄妹達とのコンタクトの前から、私は進歩に向けて誠実に努力して来たので、私は自分の感覚を因と調和し、完全に理解するよう統合させることが絶対に必要であると実感していました。何故なら宇宙の知性はあらゆる創造物の背後にあり、染み渡っているからです。私はこれまで一度ならず、この要点を強調して来たことは分っています。しかし、異議を唱える感覚の知覚反応を制圧することは心の作用過程を制御する上で主要な要素なのです。(訳注:原文では再終行But this subjectionからthe mental processes.までは太字体で印刷されています。)

【解説】 私達が万物の背後にある因を見る時、著者はそれが万物に「染み渡って」いるものと認識できると説いていることに注目したいところです。また、そのような状況を私達が認識する為には、私達の心の状態が既存の四感覚が互いに言い争っているような状態から統制された状態に整えて置くことが絶対条件である点もよくよく理解して置く必要がありそうです。 心自体が勝手な騒ぎを起こしていては、物質の背後にある因の本質を知ることは出来ません。同様の事柄は物体に限らず、他人の言動や行動、更には社会の動向に至るまで、その背景を理解すること、気付くことが重要になります。 既に他者よりも先んじて、この分野を開拓しつつある私達には、他者よりも深い因果関係や社会の行く末が分かる筈です。この傾向を少しでも好転させる為には、各自が何をすべきか、自己実現の次のステップとして期待されている事柄も多くあることになります。

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