ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落085 [2014-05-21]

085 Thus, if we're to become a peaceful unit within ourselves, we must constantly guard against these wayward senses, and subdue their criticism and prejudices; for these are the greatest causes of divisions in the family of human relations. Our personal judgments divide brother against brother - nation against nation.

085 ですから、もし私達が私達自身の内側で平和的な単位となるのであれば、私達はこれらわがままな諸感覚に対して常に監視していなければなりませんし、それらの発する批判や偏見を抑制しなければなりません。何故なら、これらは人間社会に分断をもたらす最大の原因となるからです。私達の個人的な裁きは兄弟に対して兄弟を、国家に対して国家を分断させるからです。

【解説】 この種の問題はアダムスキー哲学を学ぶ人々の間にも当てはまります。振り返れば過去40年以上の昔から、アダムスキー氏の体験は様々なルートを経て伝えられ、多くのグループによって研究されて来ました。 そして今日、そこから派生した小グループが各々独自の活動をわずかに続けている状況です。惜しむらくは過去には数多くの人々がアダムスキー氏の体験を信奉し、宇宙哲学の学びを進めていたにも拘らず、おおくはグループ内の不和から、皆散り散りになって行ったことです。 おそらく、同様な状況は太古から続いていたのかと思われます。感覚の裁きが全ての原因を構成している訳です。その問題への対応こそ、最も重要な事柄です。先ずは自らを謙虚に保つこと、宇宙の英知に対し常に受容出来るよう私達の心を整えて置く必要があります。人間関係の中にも私達の感覚の支配の構図が隠されているという訳です。

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