ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落084 [2014-05-20]


084 It is these four avenues that make up the mind of man today. They are the jailers holding him to the realm of the effective world; and until he can loosen their shackles by conquering them through self-control, man will remain a slave unto their whims. It is through our senses that we pass judgment on conditions, persons, nations; not understanding the oneness of all with Cosmic Cause.
084 今日の人間の心を作り上げているのはこれら四つの大通りです。それらは人間を結果の世界の領域に閉じ込めている看守であり、人が自制によってそれらを克服し、彼らの足かせを緩めるまでは、人は彼らの気まぐれの奴隷のままでい続けることでしょう。宇宙の因とともに全てとの一体を理解することなく、状況や人物、国家に対して裁きを下しているのは私達の感覚を通じてなのです。



【解説】
結局のところ、人々の離反はこれら感覚による裁き、批判によるものです。このテーマは友人や仲間同士の間の離反の大きな原因となっています。感覚を通じての物事や対象物の受け止め方は各人で異なる為、その解釈は各人で異なり、結局は他者とは一緒にやって行けなくなることになるのです。
しかし、少し冷静になって、自分の解釈を評価出来るようになると、対象との相違は消えて類似性が見えるようになるものです。全てを支える宇宙本来の因をその対象物に気付くことになる訳です。
私達は長年月、自らを支配させて来た既存の4感覚をひとまず脇に置いて、代わって自らのインスピレーションを鋭敏にして、これら感覚が伝える以外の要素に耳を傾け、目を凝らすことです。そうする中で、裁きは次第に相互理解への融和へと進化するものと思っています。


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