ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落077 [2014-05-09]

077 As I studied carefully the actions of these four senses, I realized that each one stands alone, contradicting and fighting with the others. Since each sense has a will of its own, it can, and does oppose the other three; and in so doing, it opposes the Cosmic Will. This condition will continue in man until he becomes a unified being; understanding himself in all his component parts.

077 私がこれら四つの感覚の行動を注意深く調べた結果、私はそれらが各々孤立しており、互いに反論し、言い争っていることがよく分かりました。感覚は各々自分の意思を持っておりますので、それは他の三つに対して反論できますし、そうしているのです。また、そうすることで、宇宙の意志に対抗しているのです。この状態は人が自分を構成する様々な部分の全ての中において自分自身を理解する一体となった存在にならない限り、続くことになるでしょう。

【解説】 アダムスキー氏が伝える進化した他惑星人が日常応用している実践哲学の要点の一つにこの4つの感覚に左右されている心の問題があります。他方、これまで心の問題は指摘されることはあっても、その原因が4つの感覚に行き着くことを指摘する教義はこのアダムスキー哲学以外に聞くことはありませんでした。 逆に言えば、この心に影響を与えている感覚の意見こそよくよく観察し、その実態を暴く必要があります。その上で、何故そのような差別的な見解が生まれるか等々について考える必要があります。極端な例としては、わがままな幼児の姿が代表しているように思われます。つまり少しでも自分の気に入らないものは拒絶し、自らの欲するままにあたり構わずわがままし放題で、周囲の大人からひんしゅくを買っているような光景です。実は他惑星人から見れば、現状の地球で繰り広げられている物事は、これと同種、同次元の内容ではないかと思う次第です。

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