ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落070 [2014-04-25]


070 Not in the least. This is a purely physical condition caused by the malfunctioning of the nervous system; and has no more bearing upon the operation of the Life Force, or true feeling, than if the individual is born without a finger. The senses of sight, hearing, taste and smell, work normally in these people. The degree to which anyone registers pain is dependent upon the nervous system; the more sensitive the system, the more intense the pain felt.
070 全然そのようなことはありません。これは神経系統の機能不全によって引き起こされた純粋な肉体の状況であり、個人が指1本欠けて生まれたとしても生命力、即ち真実のフィーリングの作用には何ら問題が無いのと同様です。視覚や聴覚、味覚や嗅覚はこれらの人々の中で正常に働いています。人が痛みを表わす程度は神経系統に依存しています。その系統が高感度であればある程、その痛みは強烈に感じるのです。



【解説】
私達がこれまで触覚として整理して来たものは、実は神経の単純な反応であることを本項は再度示しています。身体にくまなく張り巡らされた私達の神経網は体内の異常をいち早く発見し、身体全体に警告を発する重要な役割を担っています。
しかし、フィーリングはこれら触覚と類似した機能、即ち全身を被うような鋭敏な感性とも言えるものですが、肉体上の仕組みである触覚(触感)とは異なるものと言えるという訳です。
私達はこのフィーリングの方をより重視して、自らの生活の中に取り込み、活用する必要があります。その為には、自らの心を印象を感受出来る程に沈静化し、常に新しい、清浄なる印象・想念に対して受入れられるよう状態を整えておくことが重要です。


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