ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落069 [2014-04-24]


069 The question may arise: How do you explain those rare individuals who are born without feeling? They suffer no bodily pain, even from severe injuries. Will this impair their telepathic ability?
069 疑問が生じるかも知れません。フィーリングを生まれながらにして持たない稀な人々についてはどのように説明するのかと。彼らは例えひどい怪我をしても肉体の痛みに煩わされません。このことは彼らのテレパシー能力を損なうことになるのではないでしょうか?


【解説】
本項で言う問いかけについては、次項(070)で述べられているように、触覚自体の喪失は本来のフィーリングの感受性まで及ぶものではありません。
しかし、私達の経験からしても、触覚(触感)は生きて行く上で大変重要な感覚であることは良く分かります。歯科医院で歯の治療を受ける際、時として麻酔を受ける場合がありますが、よく注意されることは麻酔が覚めるまで、食物を食べてはいけないことです。つまり、触覚が喪失したまた口を動かすことは口腔内を怪我する危険性があるからです。
実はそれ程に私達の日常生活に触覚が用いられているという訳です。同様な意味で、実は私達が気付いているいないに係らず、フィーリングも私達の生命活動に重要な役割を果たしているということでしょう。
私達が自らの意識的な部分を自らの身体のみならず、広く拡大して対象物を包み込むような状況に持って行ければ、その対象を文字通り全身全霊で理解することが出来るのではと考えています。


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