ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落061 [2014-04-14]

CHAPTER VFeeling - The Cardinal Sense061 According to popular belief we possess five senses sight, hearing, taste, smell and feeling; each of which, we know, has the ability to act independently of the others. We can see objects without using the senses of hearing, taste or smell. We do not need hearing, sight or smell to decern sweet from sour. Our olfactory organs work admirably without the help of ears, eyes, or palate; and sounds can be received through the auditory canal exclusive of the other three senses. This all goes to prove that the four senses work independently of each other.第3章フィーリング − 基本的な感覚061 一般に信じられていることに従えば、私達は5つの感覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚そしてフィーリングを持っていますが、それら感覚の一つ一つは私達が知っているように他の感覚とは独立して働く能力を有しています。私達は聴覚や味覚、嗅覚を用いずに対象物を見ることができます。すっぱいものの中から甘いものを識別するのに聴覚や視覚あるいは嗅覚を必要とはしません。私達の嗅覚器官は耳や目、舌の手助け無しに見事に作用しますし、音響は他の3つの感覚を排除したまま聴覚の内耳導管を通じて感受されることが出来ます。これら全ては4つの感覚は互いに独立して働いていることを示しています。

【解説】 先ずは本章の題であるフィーリングの重要性について述べるべきかと思います。 つまり、私達はこれまで視覚や聴覚こそ自分をガイドするものとして来た訳ですが、既に学んで来たように実はそれは全くの誤りで、感じ(フィーリング)こそ生命活動に直結する存在である訳です。 しかし、感じは対象物が物質でないだけに把握するのは容易ではありません。それでも人間を除く他の生きもの達は実はこの感じに従って自らの行動を起こしているのです。季節の変わり目に一斉に飛び立つ渡り鳥達の間にも、地中深く生活する虫達に春の訪れを伝えるのも、この感じ(フィーリング)によるものと思われます。 このテレパシー問題に取り組む際、私達は単に予知能力や遠隔透視能力を身に付けたいと考えて来ましたが、実はこのテレパシー能力は宇宙本源の生命力と常日頃、印象を通じて交流出来るという大きな進化に繋がることの方がより重要であるのです。

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