ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落053 [2014-04-02]

053 This revelation made it apparent that all was contained within man, and the answer lay in his becoming better acquainted with himself. I recalled the well-known adage, "Man know thyself, and all things shall be revealed unto you." Until then I, too, had parroted this profound truth, unaware of the immensity of its depths. But now I realized that Nature held the key to the Cosmic universal language; silent, yet everywhere present; and it was here in the manifested world that I could find the understanding for which I searched053 この啓示は全てが人間の内側に含まれていること、そして答えは自分自身を熟知するようになることにあることを明らかにしました。私は良く知られている格言、「汝自身を知れば全ては明らかにされるだろう」を思い出しました。その時までは私もまた、この深みのある真理をオウム返しに繰り返すだけで、その深遠さに気付かなかったのです。しかし、今や私は自然が大宇宙普遍の言語の鍵を持っていることが分かりました。無言でかつ何処にでも存在します。そして、私が探し求めて来た理解を見出せたのはこの創造された世界の中のこの場所であったのです。
【解説】 全ては私達自身の中にあるという訳です。私達は長年、答えを求めて様々な書物を読み、他人に教えを請うて来ました。しかし、それらの真の答えは自分自身の中に備わっていたのです。 即ち、私達は自分に向き合い、探求することで長年探し求めていたものを手にすることが出来るということになります。古今東西、あらゆる宗教・哲学が道を説いて来ましたが、実はその内容は極めて似たものであることに驚かされます。まさに真理は一つである訳で、その者の個性が表現に出るだけの違いでしか無いように思われます。 私達は自分自身を生きた教材として、日々の心境と自身の体調や周囲の環境条件との因果関係を学べますし、その結果は生きた実例として良い経験になります。こうした毎日の観察によって自分の課題克服のテーマを自覚することになります。 人体には60兆もの細胞があり、人体存続の為に活躍していることは、自分自身が良く分かる筈です。そうした中で自分がどのように宇宙と繋がっているのか、探求は直ぐにも始められることになります。

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