ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落052 [2014-04-01]

052 I continued to study things close at hand; at the same time letting my thoughts encompass the solar system of which we are only a small part. From there, it was but another step into the infinite vastness of Cosmic Whole. Throughout all creation I found a constant blending, with never a dividing break. Therefore, I could not stand apart, but was one with creation.

052 私は身近な物事の研究を続けましたが、それと同時に私の想念を私達がその一部でしかない太陽系を取り巻くようにしました。そこからは、宇宙全体の無限の広大さに入るもう一つの段階となったのです。全ての創造作用を通じて私は一時の切れ目も無く絶え間なく続く融合を見い出しました。ですから、私は創造作用から離れて存立することは出来ず、創造作用と一つになったのです。
【解説】 如何にしたら創造活動と一体感が持てるのか、またその一体感こそが印象の感受にとって欠くことが出来ない条件であることを本項は示唆しています。 身の回りの諸物と空の星々や太陽、月その他とは繋がっているという感覚が重要になります。実際、自然界の動植物がどのような感性にあるのかは、私には未だ分かっていませんが、私達同様の感性があるとすれば、それらは直接、宇宙源泉を慕っており、その印象には100%信頼し、受け入れ、行動しているものと思われます。 今の季節(3月)、各地で梅の花が咲いていますが、まだ寒い時季にも拘らず花がほころぶように次々に咲く中、澄み切った大気にほのかに香りを漂わせる為には、やがて来る本格的な春に対する確信がなければなりません。梅の木は現状の寒さだけでなく、季節の移り行く時間を感じながら、春をいち早く知る者だと考えます。 宇宙との一体感の中にもテレパシー能力開発のヒントがあるということです。

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