ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落043 [2014-03-12]

043 Tracing the intricate blendings of nature makes a fascinating study. Every level is interlaced with all others. For example, the little insects and burrowing creatures contribute their important share to the common welfare; for their subterranean activity aerates the soil to promote lush growth. Now, let us take this thought a step further, and look at the indispensible part insects actually play in the perpetuation of life-forms on earth.

043 複雑に融合している自然を探究することは魅力ある研究になります。あらゆる段階が他の全てと織り込まれています。例えば小さな昆虫や穿孔動物は共通の福利に対する自分達の重要な役割で貢献しています。何故なら、彼らの地下の活動は土壌に空気を与え、青々と繁茂する植物の生長を促進しているからです。今度は更にこの考えを一歩先に進めて虫達が実際に果している地上における生命体の永続にとってかけがえのない役割を見ることにしましょう。





【解説】

以前何処かで地中に生きるミミズは1日に自分の体重の半分以上の土を食べ、それらを団粒化し、土壌の通気性を高めることやオサムシその他の多くの昆虫は他の動物の死骸を分解し、土壌の腐敗を防ぐ等、自然界の物質の円滑な循環を担っていることを聞いたことがあります。

私達が普段気付かない所で、多くの昆虫達、動物達が活躍し、その上に私達の生活が成り立っていることが分かります。

著者アダムスキー氏は本項の中で、ファーブルに似た観察眼を持って身近な自然を研究せよと説いているのです。他人から教えられた知識でなく、自ら自然の中の生きもの達の普段の活躍振りを自らの眼で確認し、私達がそれら多くの生きもの達の活動に依存して生活していることを自覚せよと説いているのです。

とかく私達は全て自分の思い通りに生きていると考えがちですが、実際には私達の生活はその全てをこれらあらゆる生きものによる見事に調和した活動の上に成り立っているのです。


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