ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落017 [2014-01-31]

017 So the feeling impulse, which we have called mental telepathy is the great, universal language. One day, when it is understood by all people, it will break down the artificial barriers of race and creed. Before it, self-pride, deception, and vanity will fall; and by its very universality, humanity will be united-- Man with Man--and Man with all Nature. For this is the one language that every atom in the universe is able to speak and understand.

017 ですから私達が心のテレパシーと呼ぶ、感じの瞬発衝動は偉大なる普遍言語なのです。いつか全ての人々にそれが理解される時、それは人種や宗教という人工的な障壁を打ち砕くことでしょう。それを前にしては、自負やごまかし、そして虚飾は崩壊し、そのまさに普遍性の故に人類は団結することでしょう。人と人、更には人と全ての自然とがです。何故ならこれが宇宙における全ての原子が話し理解することが出来る唯一の言語であるからです。





【解説】

私自身は本項がこのテレパシーを学ぶ講座の中で最も重要な箇所ではないかと考えております。そもそも講座に臨む出発点が大事であり、私達がどの方向を目指して歩みだして行くのかを本項は示しているからです。

他惑星社会では平和で争いごとは無く、皆各自の才能に応じた自己表現を実現し、助け合って調和ある暮らしをしている訳ですが、それはこのテレパシー能力が発達していることによります。

言葉や文字による言いつくろいや、相手に真意を見破られないように振舞う等、地球社会では疲れる日常も多い訳ですが、ひとたびテレパシーが普及し始めればそのようなものは見抜かれ正直者だけが暮らせる社会になる筈です。また動植物も含め、あらゆる創造物とも交流出来れば、地中深く存在する鉱物資源も含め、全ての創造物と一体感のある穏やかで、かつ活動的な生活に生まれ変わるものと思われます。

その状態こそ、太古の昔からおぼろげながら伝承されて来た、万物に神宿るとする古代人の思想を本来の姿に発展させたものになる筈です。


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