ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落016 [2014-01-30]

016 There is only one true universal language....the invisible, creative, feeling impulse, which is Cosmic Intelligence, flowing as Cosmic Force, through all manifestation. This Cosmic Cause, or Universal Force. is ever in motion. It must, of necessity, act upon, or transfer itself, from one object to another.

016 唯一一つだけ、真の普遍的言語が存在します。それは目には見えず、創造作用がある、フィーリングの瞬発衝動であり、大宇宙の英知、全ての創造物を通じて宇宙の力として流れているものです。この宇宙の因、即ち宇宙普遍の力は常に活動しています。それは必然的に一つの目的物から別の目的物へ作用し、或いは自らを転送させなければならないのです。





【解説】

本項ではテレパシー伝達の媒体は「フィーリングの瞬発衝動(インパルス)」であると明らかにしています。またこの「衝動」こそは宇宙の生命力の源であり、全ての創造物に流れているという訳です。

只、言葉に表現する場合は、このような内容になる訳ですが、私達各人は著者がどのような状態をイメージしているのか、各自の知覚力を総動員してその発見に努めなければなりません。

確かに「衝動」とは瞬時の行動意欲ですし、画家が一心に絵筆を振るっている時のように、衝動に基づく一つ一つの行動の理由は背景の説明を加えることはありません。ひたすらイメージが湧くままに絵の具を付け、カンバスにそのイメージを再現させているに違いありません。その状況は自らがその衝動が現象世界に流れ落ちる水を通すパイプとなって、何ら抵抗を加えることなく、そのままを表現することのみに努力しているということでしょう。

私達は宇宙空間を貫くこうしたフィーリングの瞬発衝動に対し、よくアンテナを張って、著者の示すところを理解するように努める必要があります。


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